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経緯
今回この検定作成に至った理由は、私自身の実体験が元になっています
私は宮崎県で美容室を営んでおります
10年くらい前なんですが、私の友人の父が病気(ALS)にかかり、寝たきりの状態になりました。そこで友人から私に「自宅に来てシャンプー・カットをして欲しい」と依頼がありました。髪の毛は短く、バリカンで切った方が良いくらいでしたが、ボランティアで自宅までカットに通い始めました
2年が過ぎたころに私も忙しくなり、なかなか時間がとれなくなってきたので、友人に「もうバリカンで切ってあげればいいんじゃない?」と提案しました
ところが友人の父から「カットに来て欲しいのではなく、シャンプーに来て欲しい」と言われたのです
(もちろん介護に入られている方から定期的にシャンプーをしてもらっていました)
プロのシャンプーは気持ちいいと言われた事で、シャンプーの目的を考え直すきっかけとなりました
そこで私が感じたことは
シャンプーの施術中の気持ちよさや会話をするには最適の瞬間だということです
またシャンプーはコミニケーションをとるために必要で気持ちが伝わるものなんです
寝たきりの方にとっての入浴は、清潔を保つだけが目的ではなく、癒しや快適さの面においても大きな役割を担っている、私はシャンプーひとつとっても、ただ洗うだけではなく、きちんと洗浄しつつ、いかに快の気持ちを与えられるかが大切なのではないだろうかと考えます
このような経緯から、美容師のスキルを介護士さんや介護に関わる方々に是非伝えたいと思い、検定を作成をいたしました
この検定はこれから介護に携わる人達に是非覚えて欲しいスキルだと思っています
技術は一朝一夕出来るものではありませんが利用者さんに喜んでもらえるものとなっております
是非、マスターしてください。

訪問美容で培ってきた技術を
障害者に向けてのセミナーを行って皆さんに理解を広げております








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